ファミコンの思い出 1

この間リサイクルショップに行ったら
ファミコンカセットが物凄く大量に売られていて、
とても懐かしい気持ちになっていた矢先に
アメトークでファミコン芸人を観たので
私のファミコンの思い出を垂れ流してみようと思います。

私の父は今67歳で現役ゲーマーです。
ゲームの腕は良くありませんが、
家には最新のゲーム機が常備されていました。

忘れもしないファミコン発売日から間もない日曜日。
「よし、ファミコン買いに行こう！」
と言う父の号令で、私たち(父、私、弟)３人は
ロジャースに向かいました。
母はサービス業の為日曜日は仕事です。


私はロジャースに行くときは必ず車酔いしていました。
気持ち悪くなりながらロジャースに着くと、
本体とドンキーコングJr.を買って帰りました。
それからはもう家でずっとファミコンです。
ファミコンばかりやっていました。
ソフトも自動的に補充されていました。


コントローラーのABボタンが四角で、
ゴム製で凹んで引っ掛かって戻らなくなるのが嫌でした。
友達の家のボタンは丸いのにウチだけ四角で
それもとても嫌でした。
調べてみたら、四角いのは発売から半年までの期間限定だったそうで。

やり過ぎでボタンが壊れて
コントローラーだけ買い直したか、
本体が壊れて買い直したか覚えていませんが
念願の丸ボタンになり、連打が快適になりました。


友達が少なかったのでソフトの借りパクもないし、
親にも怒られないしで、
ウチにはファミコンあるあるが当てはまりませんでした。

決して裕福ではない、
むしろ貧困の部類に入る家庭で育ったのに。

私が小さいときは家が貧乏なんて気付きませんでした。
主に母親が我慢して、私たちに不自由な思いをさせていなかったからなんだろうなあ、と、
親の愛情を再確認する2017年夏。